All Time Traveling

少しずつ良い暮らしができたら
美味しいもの、手間のかかったもの、
意思があるもの、を増やしたい。

中村文則。恩田陸。

中村文則さん。


遮光、掏摸、王国と読みまして。


世界の果て、

いま読んでおります。


短編集で

・月の下の子供

・ゴミ屋敷

・戦争日和

・夜のざわめき

・世界の果て


があります。今四つ目を読んでます。



中村文則さん、

最初に「ナカムラブンソク」って

読んじゃって、未だに私の中で

ブンソクさん。笑


ブンソクさん、独特でダークで、大好きです。

この世界観。



私は

恩田陸さん(昔の) 道尾秀介さん

が好きなのですが、


今、ブンソクさんがキテいます。



月の下の子供も、ゴミ屋敷も、

現実で非現実の境目が曖昧です。



空想しがちな世界で

どろりと形をもって本来あり得ないことが

顔を覗かせている。

蝕まれ、溶けていくこの感覚が

たまらないです。





恩田陸さんの小説も、非現実が顔を覗かせる

プログレッシブホラーで…


中学生の時に感動したんです。


文章がこんなに迫ってくるんだ、と。




月の下の子供、は 土の中の子供、という

小説と呼応して書いた作品らしいので

これを読破した後は、そちらを読んでみたいです( ̄ー ̄)