All Time Traveling

少しずつ良い暮らしができたら
美味しいもの、手間のかかったもの、
意思があるもの、を増やしたい。

スローライフな街、辻堂藤沢




はやく、主婦になりたい。


連れの仕事が上手くいかず、

10連勤以上しなければならない予感。


これじゃあ、スローライフも何もないわ。

そう心の中でひとりごちた、土曜の朝。

もちろん仕事である。



自分は湘南に引っ越した。


湘南、といえばサーファーやサングラスをかけた男、ビキニをきた女、のイメージだった(苦笑)



が、引っ越しを真剣に考えている時、

湘南Tsiteに出会い、そのイメージは覆された。



スローな暮らしをテーマにした、蔦屋書店と、

ライフスタイルにあったお店たち。





釜浅商店や、料理・調理道具に関するお店もたくさん。そして、お店付近に関連本もたくさん。



ここはいて、本当にあきない。

”暮らし上手の〜”や”ELLE a table”

”ブルータス(カーサ)” ”& premium”

なんかの雑誌が好きな人は絶対に行ったほうがいい!(断言)




辻堂、藤沢は、地産地消を行い、

その海や山に囲まれた生活故に

スローライフ、スローフードを

推奨する地区に、最近なりはじめたらしい。





休みがないので、あまり色々と回れてないが。


テラスモール湘南の一階が、

デイリー品向けな店舗が多いのもそのせいなのだと思う。

湘南ヴィレッジ(1階の入り口奥)には、

インナチュラルがあり

また、湘南マルシェがあり、ルクルーゼもある。ABCクッキングスタジオとSM2もある。

雑貨屋さんが多いイメージもある。




ただのオシャレモールではなく、

ライフスタイルをテーマにしたお店が多いのだ。



はー。休みが欲しい。しっかり湘南巡りをして、

はやく湘南の人間になりたい。






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低迷中




あっという間に2月も後半となった。

もうすぐ、春がやってくる、そんな天気が続いている。



私はというと、

気持ちがずっと低迷中である。


低く、迷っている。まさにその状態だ。


現状回避しようとしたい。しかし

なんとなくどうすればいいのかは

分かっているのだが、

手探りで見切り発車することを怖れ、

体が動かないままである。



張り切っている、自炊さえ、する気にならないのだ。




私は家事がデキル主婦や料理がデキルオンナに

なりたいのではない。

私は、そういう誰かから憧れるようなことを

望んでいるわけではない。


もっと、深く、静かな時間。


そういう意味では、今の状態も

私の中では然程駄目な時間ではない。



こうして、欲しい物やなりたい様子に

想いを馳せる時間こそ、

有意義だと感じているからだ。



オーブンを待つ間の、タイマーのカチカチという音

お湯やご飯が炊ける時の、少し部屋が温かくなる感じ


素敵なシーンだと思う。


決して派手な料理が食べたいわけではない。


ただ、美味しい物を食べている時、

自分は恵まれている、と

そこまでハッキリ思わなくても、幸せだと思う。



私が料理がしたいと思っている理由は、

その幸せなシーンや、それらができる過程に

恵まれた何かを感じるから。





しかし、低迷中である。



体は、動かぬ。

フランス人は10着しか服を持たない

暖かくなったからか、

気抜けする時間が多くて、

何かできるかもしれないけれど、

とりあえずお茶を飲んでしまう。


弛緩した時間。


昔読んだ小説に、私たちは定期的に食べ物を求めのろのろと体を動かす、なぜそうしなければならいのだろう、と書いてあって、

今はそんな感じ。






本当は、食にも、買い物にも、

椅子に座ったこの時にも、

何かを有意義に思いたくて、

でも実際にはそんなことはないので。


こんなにむつかしく構えているので、日向ぼっこも上手く出来ていない。





いま、フランス人は10着しか服を持たない、

や、

ミニマリスト関連の本が売れているそう。








なるほど、確かに、こうやって家のドアをあけて部屋を眺めてみれば、

確かに物が多すぎる。いらないものばかり。

好きでないものばかり。






さっき。ついさっき。

ずっと長い間しまっていた、昔の布団を捨ててきた。ダブルベッドにして、サイズが変わったので使わなくなったも、

なかなか捨てようと腰があがらなかったのだ。


それだけで、押入れはポカンとあいた。


一瞬、心地よいような気がした。



そうか。厳選する、ということなのだ。

ミニマリスト。好きなものだけに、囲まれたならば、どれだけ素晴らしいことだろう。



しかし元来根暗な自分は、

その他にも”厳選する”をしなければ

この弛緩した空間が直らないことに嘆いた。



素直に、押入れは空いた、と喜べばよいのに。


これから一つ一つ減らして、

好きなものを置く、を繰り返せばいいのだ。


だが、それが時間のかかる作業だと

思うと、別に期限なんぞないのに、

少しがっかりする。



気難しいのである。

それが、良くないことは分かっているのである。








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